〜日野駅・・駒木野宿・・小仏宿・・小仏バス停〜
日野駅の脇を登ったところに踏切があるはずだが、丈夫な柵に閉ざされて、その先に進めない。また駅前に戻り、八王子方面を示す看板を頼りにして坂道を登る、今度は行けそうな道だ。
坂の上に出ると右側に大きな工場だ。日野自動車だ。もしかして工場見学が出来るかな。手土産はなんだろな。
八王子には2kmほど続くアーケードがあり、東京のはずれの町のイメージが満載だったが、平成24年2月の豪雪で崩落し、その年の11月に全面撤去された。 アーケードの跡がくっきりと壁に残る建物がある。
八王子の町の中心に国道が東西に走り、そこを冷たい西風が吹き抜けると寒いところだ。
高尾駅まで続くイチョウ並木だ、昭和4年に植えられた物で約4kmに800本ほどが整然と並んでいる。葉が黄色く色ずく頃になると(いちょう祭り)が開催される様だが、今は葉もなくなり枯れ枝に残り葉がある程度だ。
高尾駅から中央線を潜ると国道と別れて右の細い道が甲州街道で駒木野宿を通過して小仏峠の登りが始まる。街道は狭いが高尾山ハイカーを乗せるバス通りである。途中に小仏関所跡だ。
ふと石垣の上に大発見、こんな寒い場所になんと南国の果物、パパイヤの木が数本ある。えー。
バスの折り返し地点は小仏宿となり、そこにはさすが東京だ。立派なトイレがあった。
小仏の峠越えの入り口はもう少し登ったところになりそうで、次の楽しみしておこう。
バス停に帰りの登山者が大勢集まってきた。バス1台では乗り切れそうにない状況だ。心配していると2台目のバスがやってきた。高尾駅までのわずかな時間を有効活用して一寝入りだ。
2014/12/23