街道を整備してくれる人たちによって、旅人の安全と安心が保たれています。
奥州街道を守る一部の人たち
作業内容、場所などの打ち合わせ
旧街道の姿を留める山間部分は点検歩行が行われ、不具合箇所を整備して頂いています。
作業は数十人の規模で行い、時には重たい機材を持って現地に向かうこともあります。
特に森林の街道は草が生い茂ると歩きにくく、足元が危険になります。また場所によっては獣道に迷い込むことなどが考えられます。
時には大風で木や枝が折れて道を塞ぐようなこともあります。
沢を渡る木製の橋が朽ちて落下したり、崖崩れなどで流された場所もあります。
自動車道路に近い街道では大型ゴミの放置などがあり、歩行の妨げになり、景観を損ねてしまいます。
街道の名前と方向が書かれた道路標識が草に隠れたり、雪で倒れたり、心無ない人により倒されるとこともあります。また古くなり文字が消えかけたり、傾いたりして正しい方向を示さないものもあります。
チェンソーで伐採作業
ぬかるみの切り回し作業
笹竹、雑草や落ち葉の除去作業
黙々と続く除草作業
やっと蘇った美しい街道の姿
当初の丸太橋
(2011/10)
雑草に覆われた丸太橋
橋の架け替え作業中
完成した金物橋
(2018/12)
街道のゴミを収集
(中山道・和田峠付近)
放置されたタイヤなど
集めたゴミの山
可燃ゴミ80k/不燃ゴミ70k/タイヤなど
ゴミ処理場へ搬送
軽トラに乗せた道標
杭打ち作業中
道標パネルの取り付け
完成した道標